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2004/09/26

配達業務

 少なくとも6年以上昔の話である。ひと夏だけだが、東濃の山間部の中元配達を手伝ったことがある。今日、加子母村から東白川村に入って思い出した。むろん、今日初めて思い出したわけではなく、あのあたりを通るたびに思い出しているのだが。
 そのころは保険の営業の仕事をしていて、生活があんまり苦しくて土日だけのアルバイトをいくつかこなした。その一つが赤帽の下請けである。

朝、小牧まで荷物を取りに行き、軽の配送車を借りて現地まで走る。荷物の半分は中元だったが、テレビショッピングの代金引換も多数あった。稼ぎは1個あたりいくらだったか忘れたがそこからガソリン代を引いた残りだ。丸1日走って5,60個も配ればいい方だったように思われるから、ほかのアルバイトをした方がよほど稼げたに違いない。しかし、どこにもないような充実感がその仕事にはあった。
 それは在宅率の高さである。アポイントなしでもほぼ100%家人に会える。これは自分の日常の仕事から考えたらとんでもないレベルであった。しかも私を待っており、喜んではんこやお金を出してくれるのだ。また、住宅地図の不正確さもその楽しみの一環であった。当時使用していた住宅地図はすべて手書きの図面を印刷したもので、しかも山間部のためか道路の形状や位置もおかしい。住宅はといえば道路に面したところに表札がなく、建物と持ち主の整合を見るためには車を降りなければならないことが常であった。その困難な状況下で一発で配達先を訪ね当てたときの喜び。もしかしたら、今私が車にナビを積まないのも、この体験が元になっているからかもしれない。自分で考えて探し当てたい、それには親切に教えてくれる機械は邪魔者なのである。
 ついでながら配達業務はほかにも経験がある。学生時代、中元・歳暮配達、電話帳配達を3年やった。これはかなりヘビーにやった。小中学生の頃の新聞配達も同類であろう。知らない個人宅へいまでも平気で出向けるのは、こうした経験の賜物かもしれない。

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