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2004/12/03

シャンプーマシン

 先日美容院に行ったら「シャンプーは手洗いにしますか自動にしますか」と尋ねられた(もう1週間になるので「自動」と言ったか「機械」と言ったか、それとも別の言葉だったか忘れてしまったが)。即座に34年前の大阪万博のサンヨー館にあった人間洗濯機を思い浮かべた私は「シャンプーマシン! それやってみる」と答えていた。

 それは多分スチール製の四角い洗面ボウルに、顔の形に丸く切り抜かれたふたの付いたものだった。のぞき込むと弧を描くパイプ(多分ステンレス製、角形の断面だったかもしれない)に2センチ間隔くらいに穴が開いていて、そこからお湯が出るに違いないと思われた。椅子などは手洗いとほぼ同じであり、ふたを開けた状態で仰向けに横になる。技術者が首の下に丸めたタオルを敷いてくれる。タオルを敷くこと3回。後で聞くところによると位置の調整のためだった(頭が小さいのでふたの顔出し穴に届かないということだったみたいだ)。顔にはシートを掛けてくれているので、何をされているかは想像でしかない。
 タオルの準備ができて、ふたを閉める。といっても顔はふたの中心から出ている。スイッチオンで、先ほどの2センチ間隔の穴からお湯が出た。最初はやわやわとだ。やがて弧のパイプは後頭部から前頭部へと半回転を繰り返す。車の洗車機によく似ている。髪が濡れたら次はシャンプー剤が出た模様だ。匂いで想像するしかない。頭皮をもみほぐすように水圧に強弱を付けながら、パイプが移動していく。水の出方は洗車機のようだが、人のいる場所は逆シャワートイレといっていいかもしれない。便座の内側から顔を出しているというあわれな格好は、人に見られたくないかもしれない。
 すすぎ、リンスまで10分程か。なかなかおもしろかった。かゆいところはございませんかと聞いてはくれないが、下手な技術者にやられるよりはずっといいだろう。手洗いとの料金差を尋ねると、マシンは無料だという。そうか、それなら次回もマシンだな、と思った。

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