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2005/04/05

簡保の体質は変われるか

 お客様から簡保の団体契約について相談を受けている。これまでさんざん勧誘してきたくせに、ここへ来て急に団体性の確認を求められたというのだ。簡保がようやくコンプライアンスに取り組みだしたという点では評価できるが、以前に問題なしといって勧められたものを今になって不適格と言われたのでは、顧客は納得しないだろう。コンプライアンスを守ることの意味を職員一人一人が正しく理解しない限り、顧客の納得は得られない。民営化に向けて変わりだしたといっても、組織文化そのものは旧態のままであるに違いない。組織文化を変えるにはかなりのパワーが必要だ。正当性、妥当性、透明性・・・
 証券一覧を作るうち、これまでの簡保の営業姿勢が見えるようでため息が出た。保険料の数%にもなる団体割引は、簡保の観劇会などを思い起こしていただけばよい(同じく問題提起していらっしゃる方を見つけた)。これが保険業法にいう保険料の割引でなくて何なんだろうか。
【保険業法300条】
保険会社、保険会社の役員(生命保険募集人及び損害保険募集人である者を除く。)、生命保険募集人、損害保険募集人又は保険仲立人若しくはその役員若しくは使用人は、保険契約の締結又は保険募集に関して、次に掲げる行為をしてはならない。

一 保険契約者又は被保険者に対して、虚偽のことを告げ、又は保険契約の契約条項のうち重要な事項を告げない行為
二 保険契約者又は被保険者が保険会社に対して重要な事項につき虚偽のことを告げることを勧める行為
三 保険契約者又は被保険者が保険会社に対して重要な事実を告げるのを妨げ、又は告げないことを勧める行為
四 保険契約者又は被保険者に対して、不利益となるべき事実を告げずに、既に成立している保険契約を消滅させて新たな保険契約の申込みをさせ、又は新たな保険契約の申込みをさせて既に成立している保険契約を消滅させる行為
五 保険契約者又は被保険者に対して、保険料の割引、割戻しその他特別の利益の提供を約し、又は提供する行為
六 保険契約者若しくは被保険者又は不特定の者に対して、一の保険契約の契約内容につき他の保険契約の契約内容と比較した事項であって誤解させるおそれのあるものを告げ、又は表示する行為
七 保険契約者若しくは被保険者又は不特定の者に対して、将来における契約者配当又は社員に対する剰余金の分配その他将来における金額が不確実な事項として内閣府令で定めるものについて、断定的判断を示し、又は確実であると誤解させるおそれのあることを告げ、若しくは表示する行為
八 保険契約者又は被保険者に対して、当該保険契約者又は被保険者に当該保険会社の特定関係者(第100条の3に規定する特定関係者及び第194条に規定する特殊関係者のうち、当該保険会社を子会社とする保険持株会社、当該保険持株会社の子会社(保険会社を除く。)及び保険業を行う者以外の者をいう。)が特別の利益の供与を約し、又は提供していることを知りながら、当該保険契約の申込みをさせる行為
九 前各号に定めるもののほか、保険契約者等の保護に欠けるおそれがあるものとして内閣府令で定める行為


 

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コメント

 こんばんは。トラバありがとうございました。私は、このような事実を知ったとき、その仕組みに感心する一方、そんな馬鹿なこともありえちゃうんだぁと思っちゃいました。
 団体を通して得られるコスト削減のメリットなら、このような話も納得できますが、この割引料(勧誘するときには勿論そうとはいいませんが)を餌に勧誘する手法もどうかと思います。
 余計なコストを発生させた方がいい思いをし、直接郵便局で納める人がその分のコストを無条件で負担し馬鹿を見る仕組みはちょっとおかしいと思いますね。

 その余分なコストを発生させる人たちは高給取りだったりします。余分なコストをたくさん発生させると余分な賃金コストも発生するという、官にはあるまじきシステム。

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