« 野登山 | トップページ | 父の手帳 »

2006/03/31

血管エコー検査

 父はなぜ今死なねばならなかったのだろうか。その答えを母と探してはや三月になる。
 父には閉塞性動脈硬化症(足の筋肉への血流が減り、歩くと足が痛むなどの症状がある病気;松尾クリニックによる)の症状があった。昨秋その病気の記事を日経で見つけた私はそれを疑い、父の脚の血圧を測るよう記事を実家にFAXした。しかしそのまま忘れていた。その後に父と階段や坂道を登る機会がなかったからか。いや、それよりも、誰も父がそんな爆弾を抱えていることを思い描かなかった。早朝から深夜まで自宅併設の工場で仕事をする働き者だった。

 この間、「超音波が動脈硬化の早期発見に貢献。」というキャッチコピーの広告を日経で見つけた。東芝の超音波画像診断技術は、動脈も静脈も鮮明に映しだしてくれるのだそうだ。血液の流れもリアルタイムで映し出す。父にこの診断を受けさせていれば、たばこは即刻やめていただろう。父は自制心の強い人だった。
 日赤の医師は「こんな体で普通に生活してこられたのが不思議です。絶妙なバランスの上に生きていたと思われます」と言っていた。脚の太い動脈は詰まっていて、細い血管だけでなんとか血液を送っていたらしい。だからいつも脚が冷えて厚着をしていたのだ。だから熊野古道を歩けなかったのだ。だから南木曾の階段を上るのが辛かったのだ。だからグローバルループを速く歩けなかったのだ・・・・父は降圧剤を何年も飲み続けていた。当然お医者にかかっているわけだから、安心していたのだろう。人間ドックは受診しなかったが、血管の障害がそれで見つかったかどうかは定かではない。歩くと足が疲れるという、些細と思われることでも、医師に相談していたかどうか。相談するように医師が指導していたかどうか。普段の健康管理においても、もしかしたらセカンドオピニオンが必要かもしれない。

« 野登山 | トップページ | 父の手帳 »

日常生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54873/9362030

この記事へのトラックバック一覧です: 血管エコー検査:

« 野登山 | トップページ | 父の手帳 »

ブログパーツ

  • COUNT FROM 2005/4/15
  • サイト内検索
無料ブログはココログ