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2006/08/07

人工皮膚

人工皮膚

火傷でお医者にかかったのは、恐らく生まれて初めてである。子供の頃は庭の「医者いらず=アロエの葉肉」だけで火傷を治していたし、大人になっても火傷をするたびに実家からアロエを調達していた。つまりいつも「医者いらず」に頼ってきたわけだが、今回は事情が違った。理由は3つ。バイクのマフラーでの火傷であって実家に言いにくかっること。程度が重篤であると思われたこと。通院すれば傷害保険で給付されること。
で、受診して13日目が今日である。ようやく先生のOKが出て、包帯から解放された。ただし「人工皮膚」を貼っての上である。まずは傷口を消毒。まだ赤いが、皮膚が張りかけている状態だそうだ。そこに油紙の厚いものみたいなパッド(先生の言う人工皮膚)を置く。石油製品か尋ねると、動物性のものであるらしい。呼吸するものであるか尋ねると、逆に湿度を保って細胞移動を容易にし皮膚の再生を促進するものだそうだ。最初は乾燥させ、次には湿度を与えるんですねと聞くと返事はない。
その上に保護シートを貼る。透明で、違和感は少ない。ただしシャワーまでで、湯船につかってはいけない。昨年整形外科にかかってシーネの材料に感心したものだが、医療用素材の発展は普段見ぬものであるだけにめざましく感じられる。

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コメント

そう言えば、中学の同級生に皮膚の培養をしている会社にお勤めの人がいます。口の中の皮膚を取るのが多いといっていましたが、毛穴が無いから汗が出ない?1週間も培養すればすごく沢山になると言っていました。一番のニ-ズを尋ねたら火傷の治療ではなくて、刺青を消す治療?だってさ。おねい様 お大事にしてください。

最近の医療製品は良いものが出来ていますね。

バンドエイドでお馴染みのジョンソン・エンド・ジョンソンから出ている「キズパワーパッド」。宣伝文句には、『自然治癒力を高め、キズを3倍早く、痛みを少なく治し、そしてキズあとも残しにくい』

疑い深い私としては自分で試さないと気がすまない。
スキーで両足の土踏まずに出来た靴擦れを実験材料に、普通のバンドエイドとキズパワーパッドで比較してみた。
宣伝文句の通りとはいかないが、確かに痛みは少なかったしキズあとも綺麗だった。

のびねこさん、今は夏場でシャワーだけでも十分過せるので、早くキズを治すことに専念してください。
冬場に湯船につかれないのは、体も温まらないし結構つらかったです。(体験談)・・(-_-;)

のりひとさん

皮膚といっても表皮ではなく真皮の部分の培養なんでしょうね。だから粘膜質の口の中がいいんじゃないかな。それとあついものを食べて上あごを火傷してもすぐに直るように、口の中は皮膚ができやすいに違いない。

ヒデマオさん

夏なのでシャワーだけで物足りないと思っていましたが
確かに冬場じゃ大変ですね。
キズパワーパッド、試してみたいです。

ちなみに今回の火傷はバイクの搭乗者保険(部位症状別払い)が出ないか確認したら片手の給付金がもらえることがわかってラッキーな気分です。

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