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2010年2月に作成された記事

2010/02/13

伊豆小旅行(4)・・・天城山隧道

浄連の滝を後にするとき、観光バスが何台も到着していた。団体さんであふれる前に静かな滝を見られてセーフだった。
国道を南下すること数分、旧天城峠の分岐に来る。
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旧道を走ってトンネルの先で新道に戻って帰るつもりである。
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未舗装路である。慎重に走っていくが、凍っているように見える箇所もあり、わだちの深いところもあり、緊張する。
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旧トンネル入り口は広場になっていて、車が3台駐まっていた。私たちも車を駐めて歩いてみる。かなり寒くて、太いつららがくっつきあっている。
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トンネルは重要文化財で、国内に現存する総石積みトンネル2つの内の一つである(もう一つは、あの旧伊勢神トンネルだ)。1904年の完成で、長さ446m(伊勢神トンネルは1897年、308m)。伊豆の踊子の舞台にもなっているから、訪れる人も多かろう。
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1台の車が去って静かになったと思ったら軽のパトカーが来た。駐車中の1台は練炭自殺現場であり、寝っていると思っていた人は死人だった。その件はまた別の機会に書こうと思うが、ここは自殺の名所でもあるらしい。騒がしくなる前に現場を後にする。
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トンネル内の道路は凍ってはいないが、水がしたたり落ちている所ではそれが凍っていて、踏むとパキパキ音がする。
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トンネルを出たところは日当たりもよく暖かで、さっきの陰惨な光景が夢のようだった。
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新しいトンネルでは、さらにその景色が遠くなった。

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今回の伊豆半島内での観光はこの地図に入る程度のもの。小旅行だが、最初の目的の10万キロは、沼津市内で迎えた。
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愛車MR2とは、もう少し別れるつもりはない。

伊豆小旅行(3)・・・浄蓮の滝

川端の宿を朝ゆっくり発って、目指したのは浄蓮の滝。石川さゆりの歌で有名になったスポットである。
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国道沿いの駐車場に車を置き、滝を目指す。かなりの下りで、トレッキングポールを取り出している人もいるが、階段路である。
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ぴょんぴょん数分下れば滝壺だ。
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メインの滝の脇に、漏れるかのようにちびちび落ちている流れも気になる。天然記念物ハイコモチシダが繁茂している。
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滝の流れに沿ってわさび田が作られていて、直売所がある。
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値段はこんな感じ。
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昨夜の刺身がうまかったので、かなり迷うが、安売り品を買った。
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ちなみに、滝壺まで歩いた分、上の駐車場売店より安かったように思う。
滝壺にはわさび田の他、あまごの釣り堀もあって、料金はこんな感じ。
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釣った魚は料理してくれるようで、お腹をすかしてくるのもいいかもしれない。
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浄蓮の滝観光センターのHPはこちら

伊豆小旅行(2)・・・湯本館

宿へ行く前にもう一つ寄り道。月ヶ瀬梅林である。
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が、全然咲いていない。今日から梅祭りのはずなんだけど・・・ということで駐車場でUターン。道路脇や土肥金山の古木は満開だったが。
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ここから湯ヶ島温泉は車で数分。国道から下った狩野川沿いに、川端康成が定宿にしていた湯本館がある。玄関では宿の主人が出迎えてくれる。壁には歴代の「伊豆の踊子」の映画スチールが飾られている。2階へ案内される。
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上がって階段左側の部屋が川端さんの部屋で、右側の洋間と共に資料室のように整えられている。
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廊下の突き当たりに川端氏の「伊豆の思い出」の一節が掲げられている。
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風呂は内湯が男女各1と家族風呂があり、露天風呂は1つだが貸し切りで、待合にスリッパがなければ空いているという意味だ。
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川面がすぐそこで、自然の中で入浴している感じがたまらない。もちろん源泉掛け流しで、あふれたお湯は川に流れていく。お湯は無色透明無臭、さらさらだ。

部屋には「伊豆の踊子」の文庫が備えつけられている。
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若い頃、何度か読んだものだが、今になって伊豆の地名や地形を知って読むと、また一段と味わいがある。一気に読んでしまった。
食事は部屋食だ。秘湯の宿巡りは4軒目だが、部屋食は初めてだ。こういうのもゆったりできていいなと思った。
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猪鍋をメインに、鮎の甘露煮などが出た。特筆すべきは刺身。魚もさることながら、わさびのおいしいこと。朝食にも鮎の干物やわさび漬けなど、当地の味が楽しめた。

川端康成との関わり、宿の間取りや露天風呂の動画が見られる湯本館のHPはこちら

月ヶ瀬梅林などの公式情報は伊豆市観光協会天城支部のHPへ。

2010/02/12

伊豆小旅行(1)・・・土肥金山

愛車が走行距離10万キロとなるのを目前にして、やはり旅先で迎えたいと思い、雪のない伊豆へ向かうことにした。宿泊先は、日本秘湯を守る会の湯本館に決めている。
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富士山がくっきり見えるよい天気。こんなに雪が少ないのは暖かいせいかしら。沼津インターで下りて、渋滞の市内を抜け、伊豆中央道へ。
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昼時も過ぎ、お腹も空いたので、いったん自動車道路を出て、道の駅「伊豆のへそ」へ。駐車場ではフリーマーケット開催中で、ウルトラマン人形などしばし物色。昼食には桜エビのかき揚げが載ったそばを食す。宿に入るには時間もあるので、土肥(とい)金山に行ってみることにする。今回はほとんど計画なしの出発だった。

土肥は伊豆半島の西海岸にある。去年初荷ツーリングで行った戸田(へだ)の南である。船原温泉などを通っていくのだが、先日の寒波の名残か、道路脇には結構な雪が残っている。半島中央部から30分ほどで土肥金山到着。観光バスが数台駐車しており、観光スポットらしい。
門をくぐれば、そこは江戸時代から昭和40年まで稼働していたという金山。その歴史は土肥金山のHPに詳しい。
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正面にはジオラマがあり、いきいきと当時の様子が伝わってくる。しかもこの人たち、会話しているのだ。
坑道に入る。足元はコンクリートで固められている。壁が当時のままなのかどうかはよくわからない。
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ところどころに電動人形による展示がしてあり、なかなか興味深い。
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ここは水替え作業。池のようになっていて、暖かい。地熱なのか、温泉なのか。別の場所には坑内風呂というのがあって、やはりお湯が出たのだろうか。
20分ほどの見学コースを出ると、次は「黄金館」という資料館が待っている。ここには掘り出した金鉱を精錬する様子を、ミニチュアのジオラマで作ってある。大判小判の金貨や、千両箱の重量実感体験もある。
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これは枝銭。「チェオクの剣」に出てきた偽金も同じタイプだった。
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金鉱石と純金との比較。右の大きな金鉱から、左の小指ほどの金しか取り出せない。
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ギネスに載った世界最大の金塊も展示されていて触れるが、なにしろ重量250kgで持ち上げるのは不可能。隣の普通サイズの金塊は重量12.5kgだから、持ち上げようとするおじさんもいた。私もやってみたが、みんなの指の脂でつるつる、つかめなかった。
おきまりの土産物売り場も金ぴか満載だが、何も買わず先へ。
最後は「砂金館」だ。砂金採り、温泉から砂金を採るのである。
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高校時代、川で鮫の歯の化石を採ったのを思い出した。化石採りに使うのはざるで、砂金は穴の空いていない皿だが、要領が似ているような気がした。もっとも、鮫の歯を採れたのは担当教官だけだったが。
外で食べた「ワサビソフト」は微妙にワサビの味がしておいしかった。

土肥金山HPはこちら

2010/02/03

屏風山登山(3)

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屏風山山頂ではゆっくりしたが昼ご飯には早いので先へ進む。少し下って振り返ると屏風山山頂が見えた。
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次のピークは八百山。標高800mで、本日の最高地点だ。
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眺望はないが、ほんの少し下ったところから回り込んで展望台がある。長居はせず進むと数分で大草へ下る分岐、すぐに馬ノ瀬山。道はほとんど平坦だ。
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馬ノ瀬山から黒の田東湿地へは10分ほどの下りだ。途中1箇所林道で登山道が分断された地点がある。杉と笹の中を道標に沿っていくと、湿地が現れる。
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瑞浪の湿地群の中でも最大の2.5haあるそうで、夏に来れば花や虫で賑やかなことだろうと思った。今は薄い氷が張っている。日当たりがよく、明るい。しばらく探索の後、分岐まで戻る。登りだが十数分のことだ。
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大草登山道南道は溝状のジグザグ道だ。どんどん下るうちにやはり左の膝が痛くなってきた。20分弱で送電線の鉄塔に出る。鉄塔の先にこんな看板があった。
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この3月が期限のようだ。さっきの杉の林のことだろうか。ここも期待はずれだったのだろうか。
水の音がしてきて、堰堤下の木橋を渡り、登山口に出た。北道との分岐に車が1台駐まっていて、さっきすれ違ったおじさんのかなと思った。ひっそりと祠があって、今日の無事をお礼した。
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大草集落を下っていくと、村の人が声をかけてくる。「屏風山、行ってきた? きついねぇ」
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大草集落を数分で通過し、神社の前に出る。神社の脇から県道66号の旧道を仲ヶ平に向けて歩いていく。あまり静かなので少し心細くなった頃、朝見たT字路に出た。

2010/02/02

屏風山登山(2)

坊主山から下る斜面に直径1mほどの大木があって、思わず叫んだ。
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でかい!
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木の名前をほとんど知らないのがちょっと悲しい。鞍部で大草への分岐を右に見て、さらに尾根をたどっていく。
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坊主山から20分ほどで「根性坂」とプレートの掲げられた急登に出くわす。気合いを入れて上ったが、わずか3分で坂を通過、北屏風山に出た。笹と杉の世界で、これまでとちょっと雰囲気が異なる。
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ここをまっすぐに進めば旧山岡町側へ下るのだが、進行方向を変えてさらに3分で、あっけなく屏風山山頂。標高794m。
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もっと天気のいい日に来たなら遠くの山が見えるだろうが、本日は今ひとつ。登山ノートに書き込んだりして過ごしていたら、後から上ってこられた男性が「稲津の屏風山」というリーフレットをくださった。箱になくなったので補充でもってきたそうだ。さてはあなたはノートに毎日のように書き込んでいらっしゃるKさん? 管理ご苦労様ですと心に思いながら、ルートを尋ねてみる。やはり、よくご存じで。
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お奨めは黒の田東湿地、リーフレットの中面にも湿地の生物の写真満載である。冬なので何もいないだろうが、大して時間もかからなさそうなので、当初全く予定していなかった(というよりは情報を得ていなかった)湿地まで行ってみることにする。
いただいたリーフレットはこんなのです。
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2010/02/01

屏風山登山(1)

屏風山は中央道のパーキング名になっているが、登る山としてはあまり知られていない。パーキングから見えるどの山がそれかもだ。今回はそこを歩いてきた。
屏風山は岐阜県瑞浪市の東南端で恵那市と麓を分けている。屏風とは、多分その形から呼ぶのだと思う。
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ガイドブックには県道66号からの3つの登山口が示されていて、大牧集落から上って大草集落へ下りてくるルートで歩こうと決めていた。が、現地を車で入ってみて、大草へ下りてから大牧へ戻るのに大回りしなくてすむ道がないと思われ、仲ヶ平(なかがひら)から上って大草へ下りるルートでいくことにした。
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県道66号にある登山口の道標を見て、山から続く山麓の斜面をまっすぐに上がる。突き当たって左に折れるとすぐの道路脇に駐車スペースがあって、先客の1台が駐まっている。私もその横に並べて駐車した。
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時刻は8時半。小雪がちらついてはいるがまもなく止むだろうと踏んで、歩き始める。車道を北に少し行くと、すぐに登山口が現れる。
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看板が傾いていて錯覚しそうだが、かなりの急勾配だ。
山道に入る前に振り返ると瑞浪の町の向こうに美濃の山が見え、すでに高度が上がっている感じがする。
薄暗い森にはいると「観音堂跡」の碑があり、礎石らしきものの残る平らな場所がある。そこを巻くように高度を上げていくと、登山口から20分ほどで「見晴場」に到着。名は過去のもので見晴らしはよくないなどと思いながら通過、すぐに送電線の鉄塔をくぐり、主稜線の分岐に出る。分岐を右に尾根道を行く。落ち葉の上に細かい氷のような雪が乗っている。リーフパイのようだ。
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分岐から15分ほど楽な道を歩いて坊主山に至った。標高750m。
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こぶこぶ、ねじねじした木が印象的だ。
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