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2010/04/03

興福寺国宝館と阿修羅像

P4010150
興福寺国宝館は開館50周年ということで3月1日にリニューアルしたばかり。そうとも知らずに見てきました。
興福寺の国宝である、阿修羅像を初めとする八部衆像、十大弟子像、金剛力士立像、鋳造仏頭、千手観音、天燈鬼立像・・・文字で見るとぴんと来ないかもしれませんが、どれも教科書に載っていたあの作品たち。興福寺のHPに文化財検索がありますので、ポチポチしてくださればうなずいていただけると思います。
http://www.kohfukuji.com/property/search.html
今回すばらしいと思ったのは、作品それ自体はもちろんなんですが、その展示方法です。ガラスに入っていないものも多く、照明の当て方やバックの色合いなど、計算され尽くしたものなのだろうと思いました。お堂の中や美術館で見るのとは全然違います。そして極めつけはやはり阿修羅像でした。写真では何度も見ているこの像ですが、こんな色合い、材質感を持った像であったとは。衣装に残る金彩が、えんじ色の壁を背に渋い光を放っていました。その表情は「悔過(けか)」すなわち懺悔を表現しているといいます。
幾度も火災に遭い、そのたびに生き延びて天平の息吹を今に伝える八部衆たち。他の像に比べて壊れやすい形状を持つ阿修羅像が、何度も担ぎ出されても腕を失ったりせずに生き延びたのは、このまなざしのせいかもしれないと思いました。昨年の大ブレイクで若い人の心もつかんだ阿修羅像。iPhoneで持ち歩くことのできるアプリが発売され、売れ行きが気になります。→http://www.ashura360.jp/お土産ショップでも様々なグッズが出ていましたが、私はこの本を買ってきました。
Photo

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雑学」カテゴリの記事

コメント

奈良、話題の地ですね。
一番上の写真、外国の様です(笑)
国宝第1号、広隆寺の弥勒菩薩みたいにキスしようとする輩が近づき難いオーラを感じます。

いつもながら行動的ですね。
横浜からですと京都・奈良は本当に遠いです。
近くに鎌倉がありますが、休日は人ごみに酔ってしまいそうです。
阿修羅像是非見に行きたくなりました。
いつも素敵な写真ありがとうね。

>しろやぎさん
初めまして、でしょうか。
ようこそおいでくださいました。
奈良では「遷都1300年」の幟が至る所に
出ていました。
本格的なイベントはGW直前からみたいですね
http://www.1300.jp/

国宝館はおっしゃるとおり外国人だらけでした。
対し薬師寺にはほとんどいませんでした。

>ママチャンさん
旅のスタンスを「のんびりがいい」という人も多いのですが、私にはどうも合わないと思い至りました。私が旅に求めるのは「じっくり」かもしれません。今回は阿修羅像をじっくり見てきました。往復は早いですけれど。
首都圏に近い観光地はやはり人が多いんでしょうね。名古屋に住んでいる喜びを感じます。

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