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2010/06/15

二上山(3)・・・岩屋~當麻寺

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雌岳の頂上園地から岩屋へは、日当たりのいい百曲がりの階段道だ。10分ほどで岩屋峠に着く。
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数人がベンチで休憩している。日本最古の国道である竹内(たけのうち)街道へはここから折れていく。「岩屋」と書いた大きな看板があるが、何のことだかと話したら、休んでいたおじさまが、ここからすぐだよと教えてくださった。では、と祐泉寺に下る前に寄り道する。
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岩をくりぬいた、ミニ石窟寺院である。真ん中に石塔があり、壁には仏らしき姿が。説明書きでは、中将姫はここで當麻曼荼羅を織ったとしている。
岩屋のすぐ前には平成10年まで生きていた千年杉が倒れたままになっている。
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岩屋峠に戻って先ほどのおじさまに礼を言い、「間道」を降りていく。ここは芭蕉も歩いた道だそうで、歴史のにおいがする。
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水の音がしてくると祐泉寺。峠からわずか10分ほどである。楓の薄緑がすがすがしい。紅葉の頃はさぞかし素敵な場所だろう。
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まもなく明るい里に出る。犬の散歩をする老人が近づいてきた。
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左手に鳥谷口古墳があり、くたびれていたので上まで行かなかったが、大津皇子の墓だったらしい。惜しいことをした。すぐ先のキノコみたいな「傘堂」も写真を撮らずじまい。その先の三叉路で道のない方の駐車場に入ってそこを横切り當麻寺への近道を取る。當麻寺の黒門(北門)をくぐったのは歩き始めてから3時間50分後であった。

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コメント

万葉集でもひときわ哀切を極める段ですな。
あの界隈は、ぼくも大好きです。

ちょっと遠いですが、竹内街道へ降りたら、
河内の方へ南下して、西行の最期の地・弘川寺へ。
春の桜シーズンは、いいですよ。

>naoさん、今回は「死者の書」の舞台を訪ねる旅でしたが、西行や芭蕉を思う奈良もよさそうですね。
でも明日香はやはり古い時代が気になります。古墳めぐりをしてみたい。

折口信夫でしたか…
ボクも、あの幻のような作品には魅かれました。
高校時代、ふたかみ山をいろせとわが見む…の
段にくると、なぜか胸つまりました。

謡曲の「当麻」もいいですよね。
小林秀雄でも、また読み返したくなりました。

三輪大社からつづく山野辺の路から遠望する
二上山もまた、切ない形に見えて好きです。

新幹線の出張に「死者の書」を連れてきて読んでいます。「間道」「当麻路」という単語にリアリティが加わって、より作品世界が近づいたような気がします。

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