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2010/06/17

二上山(4)・・・當麻寺

當麻寺は、創建当時の塔を2基とも残す、わが国で唯一の寺である。それが平城遷都1300年祭に合わせ、たった一月だけ、初めて開扉されている。
まずは東塔から。
Futakamiyama_115
白鳳期の三重の塔で、国宝である。扉は四つのうち二つが開かれている。内部を覗くと、中心に太い柱、それを囲むように四本の柱が立っている。この柱たちが耐震構造をなしているんだろう。
続いて西塔へ。どちらの塔も地形を利用した少し高いところに建ててある。

Futakamiyama_119
西塔は少し遅れて平安初期のものらしい。やはり国宝である。東塔と形は微妙に異なる。内部も、真ん中にはきっと太い柱があるのだろうが周りを四角く板張りにしてある。
どちらもご本尊は大日如来である。どちらにあったかもう忘れてしまったが、一方の仏様は金ぴかであった。

次は本堂である曼荼羅堂へ。
Futakamiyama_121
ここも撮影禁止なので、曼荼羅は當麻寺のHPで見ていただきたい。
當麻寺のHP→http://www.taimadera.org/
當麻寺の曼荼羅は、中将姫が一夜にして蓮糸で織り上げたというものだが、ここにあるのは室町時代の写本である。

外にも中将姫の像がある。
Futakamiyama_120

次は中之坊へ。入り口に葛城市のキャラクターである「蓮花(れんか)」ちゃんが座っている。
※蓮花ちゃんはこんなキャラ→蓮花ちゃん特設サイト
Futakamiyama_122
これも特別開帳中の導き観音の脇から庭に入る。大和三名園の一つだそうだ。東塔が緑の向こうにそびえる。この景色は拝観料を払わないと見られない。いくつもの茶室がこしらえてある。奥では鉄線が咲いていたが、ボタンはすっかり終わっていた。
Futakamiyama_125
「霊宝館」には、寺に伝わる最古の曼荼羅写本や、中将姫が髪の毛で刺繍したという「六字名号」などがあり、必見である。

駆け足で見た1時間で、寺の半分も見ていない。じっくり見るには山とセットではいささか無理があったようだ。少し物足りないが帰り道に向かう。
Futakamiyama_130
仁王門からは二上山が見える。見たかった景色だ。


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コメント

遷都1,300年で盛り上がる奈良に、しっかり行ってますね(笑)
ここ、高2の3月に行った古美術見学旅行で行った様な、近鉄南大阪線なのでルートから外れている様な…

奈良繋がりですが…関西に春が来ると言う、東大寺二月堂の「お水取り」ですが、行かれた事お有りですか?実はテレビのニュースで報道される本番までの一週間位ずっと毎日同じパフォーマンスを見られます、無料で。早い程混んでないのでお薦めですが夜なのでかなり冷え込みます。

>コロリンさん
遷都1300年を意識しているわけじゃないんですが、2回目です。

二月堂は大学の同級生がまさにそこの坊さんに嫁いでいるので縁がありそうなんですが、実はまだ一度も。いい事を聞きましたので今度行ってみたいと思います。

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