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2010年11月に作成された記事

2010/11/23

歌麿VS.写楽

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名古屋ボストン美術館で1月末まで開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展第二弾 錦絵の黄金時代」を見てきた。

発端は日経おとなのOFFの「世界の名画100完全解説」という特集で見た歌麿VS写楽。
小見出しを抜粋すると
 大首絵対決
   美女の顔を巧みに描き分けた歌麿
   写楽はデフォルメとリズム感重視の革命児
 全身描写対決   
   かすかな仕草で情感たっぷりの歌麿
   表情と体の動きが大胆な写楽
 実力度対決 
   挿絵画家として腕を磨いた
   美人画の名手、歌麿
 人気度対決
   写楽の斬新な役者絵は
   江戸っ子には意外に不人気だった

こんなふうに予習をしていったので、なかなかに楽しく鑑賞することができた。
写真の左側ポスターは歌麿の「当世踊子揃 鷺娘」、右は写楽の「松本米三郎のけはい坂の小将、実はしのぶ」。
私は歌麿の描いた女性たちのなかでも「難波屋おきた」のきりっとした顔がいいと思った。「おきた」しかり、遊女「若梅」しかり、背景には白い雲母を塗ってあるのだが、パールの光沢が200年以上前のものとは思われないほどの輝きだ。一方で写楽の太い線、デフォルメされた女形たちにも親しみを感じた。

展覧会は二人のほか、清長、その他同時代の大家たちの4部構成で作品数は140点。写真では表現できていない実物の色を、ぜひその目でご覧あれ。

ちなみに隣接するグランコートホテルのスターゲートでは浮世絵をモチーフにしたランチをやっていて気になるので上まで上がったが、食べ物という観点で今ひとつな感じがしてやめてしまった。

2010/11/09

福井県立恐竜博物館

山に抱かれた巨大な卵・・・
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写真ではちょっとイメージが伝わりませんが、空から見たらきっと素敵です。
ここは福井県勝山市にある、恐竜博物館。前夜泊ったペンションUPOから数分です。

館内へは3階から入ります。まずは特別展「アジア恐竜時代の幕開け」を見ます。
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これは上腕骨の化石。実際に触ってみることができます。

ひとしきり見た後、常設展へ行きます。
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こんなところをエスカレーターで降りていきます。期待が高鳴ります。到着した地下1階では、地球生命の誕生を表わす「ダイノストリート」を通り、恐竜化石の産状を現寸で見た後、骨格模型や動く模型などのある1階「恐竜の世界ゾーン」に出ます。フラッシュをたかなければ写真撮影は自由なのがうれしいです。

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ジオラマの首長竜(正式名称は忘れました)はすごい大きさです。
ダイノシアターという、2面のスクリーンを向かい合わせた映像では、草食竜に小さな肉食竜が飛びかかるというシーンを、すごい迫力で映していました。
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恐竜たちは上からも眺めることができます。

2階は「生命の歴史ゾーン」。
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ガメラのモデルみたいなのがいます。

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これは白亜紀の植物。朴の木にすごく似ているような気がします。

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フクイサウルスです。イグアノドンの仲間らしいです。ちょっと前までは動いていたようです。

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今回はあまりゆっくりできませんでしたが、館外も「かつやま恐竜の森」としておもしろいものがありそうでした。なかなかにおすすめです。

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公式HPはこちらです。→福井県立恐竜博物館

うまうま〜

うまうま〜
K太さんの畑で実った黒豆の枝豆。いま茹で上がったところです。
ちょっと苦みがあって、ビールを焼酎に替えました。

2010/11/06

赤兎山(2)

赤兎山はブナの山である。「ブナの山旅」でも高く評価されている。そのすばらしいブナ林は、秘湯の宿「鳩ヶ湯温泉」から登った南の尾根にあるのだが、登り4時間下り3時間の健脚向きコースである.
それは今の私にはちょっと無理なので、今回は西側からのアプローチである。
主稜線にとりついた小原峠あたりのブナ林はこんなだ。
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籾糠山にブナを訪ねたときもそうだった。今日のブナ林も小雨に煙っている。

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木々の背丈が低くなって、道の雪も多くなってきた。ところどころ凍っていて、急登なので軽アイゼンが欲しい。

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小原峠からおよそ40分で大舟(おぶね)分岐である。ここからは笹の中の稜線を行く。

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分岐から20分で頂上広場だ。
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360度の視界、白山がすぐそこに見えるはずだが、ガスの中で何も見えない。
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頂上では猛烈に寒い中でコーヒーを入れたりして1時間近く滞在。天候はいっこうによくならない。

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こちら、鳩ヶ湯に下りる道。

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私たちはこちらの道を行く。石が赤いが、遠くからでも赤く見えるのだろうか。
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視界がないが、晴れていれば避難小屋まで見渡せるんであろう。氷で滑らないようゆっくり下ったところから、木道になる。高層湿原の赤池だ。
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夏にはさぞかし美しいところだろう。道が少し登りになったらガスが少し薄くなって、赤い避難小屋が見えた。
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頂上から避難小屋までは20分。立派な小屋だ。ここで昼食第2弾とする。
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書いてあるノートを読むと、紅葉にはあと一月早くないとだめだったみたいだ。しばらく滞在し、歩き始めるとガスが薄くなって、湿原の全体が見えかけた。

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が、すぐにまた視界は閉ざされてしまった。

帰りは来た道を戻る。大舟分岐あたりでまた左の膝が痛み出すが、なんとかだまして下りてきた。頂上から75分だ。

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駐車場に着く頃には憎らしいことにガスが薄くなっていて、林道出口ではすっかり青空になった。

ゲートで割引券をもらったので「勝山温泉センター 水芭蕉」でストレッチ。そのせいか、筋肉痛軽い。

赤兎山(1)

福井、石川県境の「赤兎山」(あかうさぎやま)に登ってきた。

4日は仕事を早く切り上げて東海北陸道に乗る。白鳥から九頭竜湖を巡り、大野に出る。国道158号線から157号線に移り、金沢方面へ。家々が途切れた先に小原林道入り口を確認し、数分戻ってさっき見つけた「ペンションUPO」に泊まることにする。「うぽ」というのは何と、同年代とお見受けする女主人に尋ねると、彼女はかわいらしく答えてくれた。ペンションができたとき、恐竜の卵から赤ちゃん竜が出てくるときの音をイメージしてつけたんだそうだ。登山の後で恐竜博物館に行き、そこで買い求めたクリアファイルに、勝山周辺の鳥瞰図が描かれている。山に取り囲まれたわずかな平地で、健気に生きている、なんて勝手に想像している。

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ちなみにこの鳥瞰図、上が東である。上が北でない地図は、いつ見ても新鮮な驚きがある。 ちょっと拡大↓ Akausagiyama

さて、翌日は微妙な空模様である。降らないことを祈りながら出発。数分で林道入り口、さらに数分でゲートまで来る。ゲートにはロープが張ってあり、どうするのかと考えていたら小屋からおじさんが出てきた。

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協力金300円を支払うと、ロープを外してくれた。5時に閉鎖だからそれまでに戻ってきてねと。また、今週末で閉鎖だとも。

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得した気分で通過、気持ちよく走っていく。作業の車以外は誰もいない。

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美しい紅葉に期待が高まる。路面は一部に舗装部分もあるが、よく整備されている。

ゲートからおよそ20分で駐車場らしき広場を2つ過ぎ、林道終点へ。ここには車を置けないので引き返して駐車場に車を置く。

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ここには十数台置けそうである。すぐ下のもっと多きい駐車場は倍ほどの広さで、週末には賑わうんだろうと想像される。ただ、今日はほかに車はいない。

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登山口は駐車場のすぐ前である。安全を祈って入山する。

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すぐに靴底についた種子を除くべくマットが。

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そして、入山下山を把握するためなのか、センサーらしきものが。

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秋の山である。腐葉土の元を踏んで、高度を上げていく。

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落ちたての紅葉葉が、露に濡れている。この茶色い葉が落ちたての頃に来たらすごいんだろうなと思う。

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でも、これでも十分に秋を楽しめる。

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高度を上げていく途中で、3度沢を渡る。

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登山口からおよそ45分で小原峠に着いた。向かって左に行けば大長山、右に行けば赤兎山である。

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