« 草笛本店のくるみ蕎麦・・・東信州旅行(3) | トップページ | 小山敬三美術館・・・東信州旅行(5) »

2013/09/08

小諸城趾 懐古園・・・東信州旅行(4)

P1090182

小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず 若草も籍くによしなし
しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る

あたゝかき光はあれど 野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて 麦の色わずかに青し
旅人の群はいくつか 畠中の道を急ぎぬ

暮行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよう波の 岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む

実は小諸を歩くのは初めてです。藤村の歌った、あの城趾が懐古園です。

P1090181


P1090134
蕎麦屋さんから坂を下ると三の門があります。入り口でもらった案内に「全国的にも珍しい城下町より低い穴城」とあり、なるほどと思います。

P1090133
この下に人力車乗り場があり、それも検討していたのですが不在のためパスします。

P1090135
券売機で共通券を買って入場。

P1090136

そそられる石垣ですね。この上は二の丸跡です。

P1090141
弓道場を右に見ます。

紅葉の頃はすごいと思う黒門橋あたり。
P1090142

本丸跡は懐古神社になっています。

P1090152

その北西に天守台跡。

P1090165
これだけのところですから、ちょっとした櫓程度だったのかもしれません。

P1090168
天守台跡から東を見ると桜の木が並んでいて、花見の頃は大勢で賑わうのでしょう。ここから見下ろす桜は素敵だろうと思います。

本丸跡から堀を隔てて動物園が見えます。動物と隔離するにはちょうどいいと思いました。


P1090172

富士見台展望台。
P1090173
今日は富士山は見えません。

北に方向を変え、さっき天守台跡から見下ろした園地を行きます。

P1090177
左側は崖になっています。

P1090176


P1090180

先方に見えるのは水の手展望台。橋の手前に藤村の「千曲川旅情のうた」の碑があります。草笛の音が聞こえてきます。

P1090184
展望台から見る千曲川。左手にはダムがあります。

P1090185
右方向を見ます。

このあたりで時間と空模様が気になってきましたが、酔月橋を渡って小山敬三美術館へ行くことにします。

P1090186
酔月橋から見た水の手展望台。垂直な崖の上です。今は吹きつけがしてありますが、往時はどうだったのでしょう。橋の反対側も同じく崖です。ただ、高さが違います。

P1090187

深い堀に守られたこの構造を、動物園側では友ヶ島砲台と同じく人為的に掘ったものと思いましたが、北側の崖(地獄谷という名がついています)を見て、特異な地形ではと疑い始めました。

後で調べていって、千曲川の仕業ということが臭ってきました。浅間山の火山活動でできた地面のうち弱い部分を千曲川が浸食して作った「田切地形」と説明しているサイトが見つかったからです。
 参考 浅間山の火山周辺地形
ただ、千曲川のすぐ横なので、もともとの平らな部分が河岸段丘(参考:上田市の河岸段丘)という線もありそうで、もっと詳しく説明したものがないか探してみます。上田の岩鼻も千曲川が作った景観でしたが、千曲川っておもしろい。

« 草笛本店のくるみ蕎麦・・・東信州旅行(3) | トップページ | 小山敬三美術館・・・東信州旅行(5) »

他の趣味(多趣味)」カテゴリの記事

建造物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54873/58151726

この記事へのトラックバック一覧です: 小諸城趾 懐古園・・・東信州旅行(4):

« 草笛本店のくるみ蕎麦・・・東信州旅行(3) | トップページ | 小山敬三美術館・・・東信州旅行(5) »

ブログパーツ

  • COUNT FROM 2005/4/15
  • サイト内検索
無料ブログはココログ