
名古屋ボストン美術館で1月末まで開催中の「ボストン美術館浮世絵名品展第二弾 錦絵の黄金時代」を見てきた。
発端は日経おとなのOFFの「世界の名画100完全解説」という特集で見た歌麿VS写楽。
小見出しを抜粋すると
大首絵対決
美女の顔を巧みに描き分けた歌麿
写楽はデフォルメとリズム感重視の革命児
全身描写対決
かすかな仕草で情感たっぷりの歌麿
表情と体の動きが大胆な写楽
実力度対決
挿絵画家として腕を磨いた
美人画の名手、歌麿
人気度対決
写楽の斬新な役者絵は
江戸っ子には意外に不人気だった
こんなふうに予習をしていったので、なかなかに楽しく鑑賞することができた。
写真の左側ポスターは歌麿の「当世踊子揃 鷺娘」、右は写楽の「松本米三郎のけはい坂の小将、実はしのぶ」。
私は歌麿の描いた女性たちのなかでも「難波屋おきた」のきりっとした顔がいいと思った。「おきた」しかり、遊女「若梅」しかり、背景には白い雲母を塗ってあるのだが、パールの光沢が200年以上前のものとは思われないほどの輝きだ。一方で写楽の太い線、デフォルメされた女形たちにも親しみを感じた。
展覧会は二人のほか、清長、その他同時代の大家たちの4部構成で作品数は140点。写真では表現できていない実物の色を、ぜひその目でご覧あれ。
ちなみに隣接するグランコートホテルのスターゲートでは浮世絵をモチーフにしたランチをやっていて気になるので上まで上がったが、食べ物という観点で今ひとつな感じがしてやめてしまった。
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