阿武隈の旅(1)・・・福島復興ワインプロジェクト
除染した土地に葡萄を植えてワインを作ろう、というプロジェクトであります。
Tシャツの最下行、ワインの形はWです。JWISと読めますか。
JWISとは、日本葡萄酒確信協会(Japan Wine Innovation Society)のことで、中央葡萄酒株式会社、山梨大学、福島大学の方々が立ち上げた一般社団です。「日本ワインの技術水準の高揚に寄与する専門人材育成の場の創出」を目指し活動されていますが、当面特に浜通りと呼ばれる福島県の海岸と阿武隈山地の間の地域、つまり福島第一原発の被災地域でのワイン作りを目指しています。
阿武隈山地は花崗岩でできています。花崗岩中の雲母はセシウムを吸着すると離さない性質のため、表土を5センチも取れば除染効果は十分にあるそうです。さらに葡萄は深く根を伸ばす性質なので、この土地での栽培が成功する可能性は高いのです。
JWISは、昨年は啓蒙活動を行っていたようですが、3月末から4月にかけて苗木の植え付けをしました。そのボランティアとして参加してきたのが今回の私のレポートです。
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